管理栄養士シライの活動報告書

食事から元気支援&妊活支援しています!

栄養ケア・ステーション

こんにちは。管理栄養士のシライです。都内で開催中の『Care Show Japan2020』に行ってきました。「栄養ケア・ステーション」について知りたかったからです。

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公益社団法人日本栄養士会の常任理事、田中弥生先生による「地域共生社会における 栄養ケア・ステーションの必要性と実際」というセミナーを聞いてきました。

 

「栄養ケア・ステーション」とは日本栄養士会の登録商標です。2018年度から認定制度としてスタートし、事業所の所在する都道府県栄養士会のネットワークのひとつとして、地域住民が栄養ケアの支援・指導をうけることのできる拠点として、また地域住民にとって管理栄養士・栄養士の所在を明確にするため、全国一律した名称(「栄養ケア・ステーション」)を揚げ、栄養ケアのネットワーク体制を整備するものです。

(引用 公益社団法人日本栄養士会ホームページより)

 

講師の田中先生は、既に3つの拠点を立ち上げており、いきさつ、設置してからの住民の健康状態が改善されたなどの説明がありました。

今の医療は、なるべく早く退院し、在宅医療に重点をおく流れとなっています。そして、在宅療養患者のうち、77.5%が「低栄養・低栄養のおそれあり」に該当するとのこと(日本在宅栄養管理学会誌3‐11(2016)より)。病院はもちろんのこと、行政、薬局、大学、ITなど、縦割りではなく、地域の横つながりで在宅医療に取り組む必要性がでてきています。

 

実は、昨年夏に母が実家の階段で転び、右足のアキレス腱を損傷してしまいました。今は歩けるようになりましたが、当初、弱々しくなってしまった母を見て「このまま寝たきりになってしまうのではないか」と考えてしまった自分がいます。より「在宅医療」を現実に考えるようになった出来事でした。

 

栄養ケア・ステーションには、いずれ関わってみたいとは思いますが、とりあえず今、自分の立場からできることを考えました。それはクリニックの患者様に、低栄養にならぬよう必要な栄養や食事の摂り方を伝えることかな、と思います。私が相手をしている患者様は30~40代の女性がほとんどです。こういう情報は、ご本人だけでなく、ご家族にも役立てるはずと信じています。

 

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shiradaruma.hatenablog.com

 

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