管理栄養士シライの活動報告書

食事から元気支援&妊活支援しています!

被災時に役立つパッククッキング

こんにちは。管理栄養士のシライです。先日、パッククッキングなるものを実行しました。

 

私は市原市食生活改善推進員で、毎月5~6名の地区メンバーと調理実習などをしております。今月は伝達講習(本部から決められた調理をする)でパッククッキングをしました。

 

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パッククッキングとは、被災後でも温かい料理を提供できる調理法です。半透明の高密度ポリエチレン製の袋に材料を入れ、袋を閉じて、袋ごとゆでるだけの手間のかからない調理として災害に備える防災対策として注目されています。

 

調理に必要な道具は

・カセットコンロ ・ガスボンベ ・鍋(直径30cm以上、深さ10~12cmくらいが良い)

・半透明の高濃度ポリエチレン製袋(厚さ0.01mm以上)←100均で購入可

・キッチンハサミ ・ナイフ です。

 

鍋に水を入れ沸騰したところに、袋に食材を入れ空気を入れずに縛ったものを入れて加熱します。

 

実際に作ったものの材料と加熱時間

・ごはん 30分

 米80g、水120mlを袋に入れて30分浸水してから加熱

 ★少し固めになってしまいましたが、ご飯が出来上がりました

 

・野菜とサバのカレー蒸し 30分

 カット野菜、サバ水煮缶1缶、カレールウ1かけ 

 

・蒸しパン 20分

 ホットケーキミックス1袋、卵1個、牛乳かジュース(ホットケーキミックスの表示に合わせた量) 

 ★卵と牛乳を混ぜてからホットケーキミックスを入れるのがポイント

 

・やきそば 20分

 蒸し麺1袋(粉末調味料付き)、カット野菜、カットしたベーコン

 ★まず麺を袋に入れ、手で揉まず、袋を振って、よくほぐしてから他の食材を入れるのがポイント

 

・パンがゆ 10分

 あんぱん1個、水100ml またはジャムパン1個、牛乳100ml  

    パンは、一口大にちぎる

 ★パンだと喉につかえてしまう高齢者や小さなお子様に、おすすめ

  麩のような食感

 

・煮込みそうめん 15分

 そうめん50g、水400ml、めんつゆ15ml、スライス干し椎茸5g 

 ★にゅうめんみたいな食感 体が暖まります

 

・親子丼の具 20分

 焼き鳥缶(たれ付き)1缶、卵1個、スライス玉葱少々、醤油5ml 

 ★焼き鳥缶が、こんなにおいしいとは!とあらためて缶詰のすごさを知った一品でした

 

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ほぐした蒸し麺に具を入れたところ

 

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大鍋で、ぐつぐつ煮ます

 

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やきそば完成

袋を広げれば皿なしで食べることができます

 

災害が他人事ではない近年。食事の栄養も大事ですが、こういう調理を知っておくのも必要ですよね。尚、今回のレシピは「パッククッキング倶楽部 防災部会」様から参照させていただきました。

 

 

食事カウンセリングを行っております

shiradaruma.hatenadiary.jp

 

 

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